BCGの年収は?業界トップクラスの年収の理由をご紹介

「BCGの年収はどれくらいだろう?」
「BCGからフリーコンサルに転向したいけれど、収入は下がるのかな?」とお考えの方へ。

BCG(ボストンコンサルティンググループ)は、アメリカのボストンに本社を置く外資系戦略コンサルファームです。
日本でも大手外資系ファームとして知られており、日系クライアント企業も多数抱えています。

そんなBCGは、コンサルタントの年収が高い事でも有名です。
新卒でも年収は700万円といわれており、20代で1,000万円を超える人も珍しくありません。

この記事はBCGの年収について、役職別の平均金額や年収がトップクラスである理由も解説します。
フリーコンサルとして稼ぐポイントも解説しますので、興味がある方はぜひ最後までお読みください。

BCGの役職別平均年収について

BCGの年収は、以下のように役職によってある程度決められています。

BCGでは、「アソシエイト」からスタートして経験を積みます。
この役職では業界・分野を決めず、さまざまなプロジェクトに参画することで経験・知識を伸ばすことが特徴です。

BCGで4年以上勤務した方や実務経験を十分に積んでいる人は、「コンサルタント」としてプロジェクトの中心となります。
クライアントと密に関わるポジションで、プロジェクトにおける要の存在です。

入社から6年を超えると「プロジェクトリーダー」となり、多角的にチームやプロジェクトをサポートします。
戦略の発想や分析、チームのマネジメントなどあらゆる面で高いスキルを求められ、その年収は2,000万円以上と大変高額です。

BCGというコンサルファームでリーダーシップを求められる「プリンシパル」は、クライアントの経営層との折衝やファーム内部の意思決定までカバーすることが求められます。目安の年数としては、入社8年以上です。プリンシパルを経ると、BCG全体のチーム育成やクライアントのアドバイスを行う「パートナー」という役職があります。
さらに役職が上がると、パートナーやマネージングディレクター(MD)という役職となり、年収は5,000万円を超えます。

そして最も高い役職である「シニアパートナー」はそれまでのパートナー以下の役職と異なり、終身雇用が前提となります。
これはシニアパートナーが経営陣であることが理由で、それまでとは比にならないほど大きな責任を背負う立場です。
その分収入は高く、年収にして1億円以上になるといわれています。

BCGは最新のマネージングディレクターおよびシニアパートナーについて、公式サイトでメンバーを公開しています。
興味がある方はぜひ一度チェックしてみてください。

→BCG Japan Leadership

BCGの年収が高い3つの理由

BCGは外資系コンサルの中でも平均年収が高く、その理由は以下の3つが挙げられます。

  • 実績に基づいた昇給がある
  • ファームとしての競争力を高めるため
  • 求められるスキル・能力が高いため

それぞれについて、順番に解説します。

実績に基づいた昇給がある

BCGは役職に応じてある程度年収が決められていますが、基本給与とは別に業績に応じたボーナスやインセンティブという実績に基づいた昇給があります。
また残業代も支給されるため、繁忙期などで勤務時間が長くなると給与が上がります。
BCGは他のコンサルファームと同じく激務であることが知られており、残業代だけを見ても年収に大きく影響しているでしょう。

個人・チーム両方での評価が年収に直結しており、個人では案件獲得数や規模、クライアントの評価に応じて年収が上がります。
結果を求められる一方で、このような給与・評価体系があることがBCGの年収が高い1つの要因なのです。

ファームとしての競争力を高めるため

BCGは戦略系ファームとして世界的に有名です。そのBCGでスキルや能力・キャリアを高めた優秀な人材が他のファームへ流れてしまうのを防ぐため、給与を高く設定しています。

特に上級役職になるほど持っているスキルや人脈は高度であり、本人の能力や大手クライアントとのネットワークの価値は大きな存在です。
外資系コンサルファームは競争が激しく、市場での競争力を維持するためにも、コンサルタントが魅力を感じる給与体系を設定しているのです。

求められるスキル・能力が高いため

コンサルタントは、論理的な思考力やコミュニケーション能力・課題解決力において高いスキルを求められます。
これは他のコンサルファームも同様ですが、クライアント企業の経営課題を解決するための専門知識・高度な分析力は、コンサルタントとして欠かせません。

フリーコンサルへキャリアチェンジする理由としっかり稼ぐポイント

「フリーコンサルとして独立してBCGの年収に匹敵する報酬を得たい」「BCGから、なるべく収入を落とさずにフリーコンサルへと独立したい」という方に向けて、フリーコンサルのメリットやフリーコンサルでしっかり稼ぐポイントを解説します。

自分で案件を選ぶことができる

フリーコンサルになれば、案件はもちろんクライアント企業も自分で選ぶことができます。
ファームに所属していればファームの方針に従う必要がありますし、社内調整などで自分の望み通りの仕事ができないことも多いものです。

またフリーコンサルになれば、戦略系以外にDXやAIをやってみたい、もっと上流をやってみたい、という自分の“やりたい”という気持ちで案件を選ぶこともできます。

自分らしく働くことができる

フリーコンサルになれば、働く場所や時間、クライアントの関わり方など多くの事を自分で決められるようになります。クライアント企業がOKであれば、リモートワークにしたり勤務時間を調整したりすることも可能です。

コンサルタントと言えば激務であることが多く、ファームで働いている時は終電に間に合わない・朝は始発で出社して情報収集する……などの長時間労働で体調やメンタルを崩しやすくなります。

フリーコンサルになれば、稼働時間や案件を調整することでワークライフバランスを向上させることができます。
子どもやパートナーと過ごす時間を増やしたい・年に1度くらいは長期休みを取って、プライベートを充実させたい…という人は、フリーになることで働きやすさが向上するでしょう。

オンラインのエージェントで高単価の案件を紹介してもらう

フリーのコンサルタントになった時、ファーム時代に培った人脈があればクライアントの開拓もある程度できるでしょう。
しかし人脈がない人も、オンライン上のエージェントサービスを活用することで案件を得ることができます。

Strategy Consultant Bank(SCB)では、高単価の戦略・業務案件を中心として、圧倒的に高いマッチング精度や充実したアフターフォローを提供しています。興味がある方は、ぜひ一度チェックしてみて下さい。

SNSやクラウドソーシングで案件を獲得する

フリーコンサルとして独立した方は、SNSやクラウドソーシングも営業ツールとして人気です。
SNSで直接案件を持ちかけられることもありますし、クラウドソーシングでは大手企業がコンサルタントを探していることもあります。フリーコンサルになれば、自分で案件を探さなければなりません。そのため、気軽に立ち上げられるSNSやクラウドソーシングも活用して、窓口を増やしておくのもおすすめです。

フリーコンサルの平均単価は100~150万円

フリーコンサルの案件はさまざまですが、戦略立案や新規事業なら単価は100~150万円程度が平均です。
単価100万円の案件×稼働率100%と考えると、年収にして1,200万円を狙うことができます。

BCGで上位役職に就いていた方なら年収が2,000万円を超えているケースも多く、この場合は独立したばかりだとBCG時代から年収が下がってしまうかもしれません。
しかし高単価の案件を得たり案件数を増やしたりすることで、年収をどんどん増やしていける点はフリーコンサルの大きなメリットです。

特にBCGなどの大手ファーム出身のフリーコンサルは、オンラインのエージェントでも非公開の案件や高単価の案件を紹介されることもよくあります。

まとめ

BCGの年収について、役職別の平均年収や高額である理由、フリーコンサルで稼ぐ方法をご紹介しました。フリーコンサルとして自分の力を試してみたい、自分らしく働きたいという方の参考になれば幸いです。

フリーランスのコンサルティング案件をお探しなら、ぜひStrategy Consultant Bank(SCB)にご相談ください。

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なお、BCGについては、BCGから転職した後のキャリアは?強力なアラムナイネットワークについても徹底解説外資コンサル MBBとは?各ファームの特徴や年収・セカンドキャリアを解説でもご紹介しています。

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