- 1. ドリームインキュベータの特徴・強み
- 1.1 ドリームインキュベータは日本発のグローバル経営コンサルファーム
- 1.2 コンサルティングではなく“プロデュース”という支援形態が特徴
- 1.3 “Up or Out”ではない多彩なキャリアパスが魅力
- 1.4 投資・コンサルと多角的なドリームインキュベータの事業内容
- 2. ドリームインキュベータの年収や給与水準が高い背景
- 2.1 ドリームインキュベータの平均給与は「1,200万円」
- 2.2 給与水準が高い背景には少数精鋭かつ高い利益率
- 2.3 ドリームインキュベータへの転職難易度はかなり高い
- 3. フリーランスコンサルタントになる方法や売上を伸ばすポイント
- 3.1 戦略系のフリーコンサルとして働く方法
- 3.2 案件紹介サービスを活用すれば高単価案件を紹介してもらえる
- 4. まとめ
ドリームインキュベータは、「未来のソニー・ホンダを100社育てよう」を企業理念として2000年に東京港区で立ち上がった日系コンサルファームです。
創始者は元ボストンコンサル日本代表の堀紘一氏をはじめとする幹部で、ベトナム・上海・シンガポールなどにも進出しているグローバルコンサルティングファームとなっています。
コンサルタント以外にも多角的にビジネスを展開しているドリームインキュベータは、年収や給与水準の高さでも有名です。
キャリアアップを目指すコンサルタントの転職先として注目されていますが、採用基準・倍率ともに高くなっています。
この記事ではドリームインキュベータに興味を持っている方に向けて、ファームの特徴や強み、給与水準について解説します。
セカンドキャリアを模索しているコンサルタントの方は、ぜひ最後までお読みください。
ドリームインキュベータの特徴・強み
“夢の孵卵器”を意味するドリームインキュベータ。
コンサルティングだけでなく、ドリームインキュベータ自らも事業経営を行い事業投資活動するなど、他のファームにはない特徴的な活動を行っています。
ここではドリームインキュベータの特徴や強みについて解説します。
ドリームインキュベータは日本発のグローバル経営コンサルファーム
「社会を変える 事業を創る。」をミッションとしているドリームインキュベータは、社会を変えるような事業を創る「ビジネスプロデュース」を行うファームです。
東京発の日系ファームであり、従業員は200名(連結職員数)を超えています。
ドリームインキュベータは「枠を超える。」をバリューとしており、従来の枠を超えて新たな価値を創造したり、事業・産業を創出したりという前衛的な姿勢が特徴です。
成長意欲が高く、新たなビジネスや産業の創出に携わりたい方に大変向いています。
コンサルティングではなく“プロデュース”という支援形態が特徴
ドリームインキュベータで特徴的なのは、戦略コンサルティングではなくプロデュース型の支援を行っている点です。
従業員はコンサルタントではなくビジネスプロデューサーとなり、お客様と伴走しながら様々なプレイヤーを巻き込み、事業創造を目指します。
“Up or Out”ではない多彩なキャリアパスが魅力
ドリームインキュベータがコンサルタントから人気となっている理由の1つとして、多彩なキャリアパスが挙げられます。
Up or Outの社風は外資系コンサルファームの特徴の1つとして知られ、「昇進するか、去るか」という意味です。
ドリームインキュベータはUp or Outという機械的な仕組みを取らず、本人の希望や適性でフィールドを決め、専門性を高められるキャリアパスが用意されています。
時短勤務などもあり、働きやすさに期待できるファームです。
ドリームインキュベータの階級は以下の通りです。
- ビジネスプロデューサー(BP)…現場の最前線でプロジェクトを推進する
- マネジャー・シニアマネジャー…現場のリーダーとしてチームを指揮する
- 執行役員→プロジェクトの総責任者
最初はビジネスプロデューサーとしてベースを身につける必要がありますが、その後は別の分野に進むこともできます。
投資・コンサルと多角的なドリームインキュベータの事業内容
ドリームインキュベータは、以下のように多様な事業を展開しています。
- 産業プロデュース
- 事業創造支援
- 戦略コンサルティング
- インストレーション/実行伴走
- Technology & Amplify
- グローバル戦略共創
- M&A/FA/財務ソリューション
- SIB(Social Impact Bond)
- インキュベーション/事業投資
ドリームインキュベータの主軸事業は産業プロデュースなどのビジネスプロデュースで、売上の8割以上を担っているとされています。
他の分野でも順調に利益を上げており、コンサルタントの年収の高さにもつながっています。
ドリームインキュベータの年収や給与水準が高い背景
ドリームインキュベータの平均年収や給与水準は、他の企業と比べてどうでしょうか。
ここではドリームインキュベータの平均年収や役職、給与水準が高い背景について解説します。
ドリームインキュベータの平均給与は「1,200万円」
ドリームインキュベータの平均給与は1,200万円、平均年齢は36歳となっています。
日本全体の平均年収が400万円程度と言われているなか、ドリームインキュベータの給与は大変高額です。
新卒や若い世代であれば年収1,000円を切ることもありますが、昇級しなくても昇給することもあり、平均すると年100〜300万円ほど年収が上がる方が多く給与水準は高いといえます。
給与水準が高い背景には少数精鋭かつ高い利益率
他の企業よりも給与水準が高い理由に、事業モデルにおける利益率の高さと従業員の規模が挙げられます。
戦略領域や新規事業といった分野は特に収益性が高く、フィーも高額です。
ドリームインキュベータで展開されるベンチャー系企業への投資やM&A支援といった複数事業でも、順調に利益を上げています。
ドリームインキュベータは他のファームより少数精鋭で業績連動型を採用しているので、1人当たりの年収が高くなっているのです。
またコンサルタント1人1人の生産性も高く、結果として高収入につながっています。
ドリームインキュベータへの転職難易度はかなり高い
日系のグローバルファームとして多くのコンサルタントから注目されるドリームインキュベータですが、年収の高さやキャリアパスの豊富さ、ブランドネームから就職難易度はかなり高いです。
倍率としては30〜40倍と言われており、難関といっても過言ではありません。
ドリームインキュベータの求める人物像は「枠を超える。」としており、世の中に大きなインパクトを与えられるような他人に無い“何か”も求められます。
“社会を変えたい”という突き抜けたバイタリティやマインドセットを持つ従業員が多い、ドリームインキュベータならではの採用基準の高さがあります。
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フリーランスコンサルタントになる方法や売上を伸ばすポイント
「もっと自分らしくコンサルティングを行いたい」「収入も大事だけれど、ワークライフバランスも大事にしたい」という方には、フリーコンサルという働き方があります。
フリーランスなら案件選びや働き方を自分で決めることができ、プライベートや家族との時間を確保することもできます。
最後に、フリーコンサルとして働く方法や売上を伸ばす方法を解説します。
戦略系のフリーコンサルとして働く方法
戦略系のフリーコンサルとして独立した時、案件を獲得する方法は主に以下の3つです。
- 直接契約
- サブコン
- 案件マッチングサイト
経営課題を抱えたクライアント企業と締結する「直接契約」は、外部のアドバイザーやコンサルタントとして働きます。
ファームを介さないため一貫してクライアントと関わることができますが、依頼は単発的です。
サブコントラクタの略である“サブコン”は、大手コンサルファームの特定のプロジェクトに参画するもので、働き方はファームに勤めているコンサルタントとあまり変わりません。
しかし下請けのような立ち位置で、激務だったり業務範囲が狭まったりする点はデメリットです。
「自分で案件を選びたい」「クライアントとのトラブルが起きたら仲介する人がほしい」という方には、案件マッチングサイトの利用がおすすめです。
経歴や実績に合うサイトに登録すれば、案件を紹介してもらったり公開案件に応募したりできます。
何か困ったことがあれば相談することもでき、フリーコンサルの強い味方です。
案件紹介サービスを活用すれば高単価案件を紹介してもらえる
コンサルタント向けの案件紹介サービスでは、非公開にしている高単価の案件もあり、クライアントの希望や基準を満たした人だけに紹介されます。
公開されている案件より高額なので、そのような案件を多くこなすことができれば、フリーランスとして年収1,000万円を目指すことも可能です。
Strategy Consultant Bank(SCB)でも高単価の戦略・業務案件を中心に案件をご紹介しており、大手コンサル出身などの経歴があれば、高単価の非公開案件をご紹介することもあります。
圧倒的に高いマッチング精度や、担当者による充実したアフターフォローが強みです。
フリーコンサル市場において、戦略領域に強い方は不足しており需要が高い状態です。
昨今ではDXなど会社の改革に課題を抱えるクライアント企業も多く、中小企業を中心にフリーコンサルの利用を検討するケースが増えています。
まとめ
ドリームインキュベータの特徴や強み、年収や転職難易度について解説しました。
日系ファームとしてアジア圏を中心にグローバルに展開しているドリームインキュベータは、多くのコンサルタントが注目しているファームの1つです。
「コンサルタントとしてキャリアアップしたいな」「フリーになって自分らしく働いてみたい」という方は、ぜひStrategy Consultant Bank(SCB)にご相談ください。
案件紹介のプラットフォームであるStrategy Consultant Bank(SCB)では、高単価かつ高いマッチング精度、手厚いアフターフォローでフリーランスのコンサルタントをサポートしております。
案件やキャリアについて相談できる担当者がいるので、困ったことやお悩み事も相談していただけます。