- 1. ローランド・ベルガーの強み・特色について
- 1.1 高年収かつ激務であるローランド・ベルガーのコンサルタント職
- 2. ローランド・ベルガー出身者のセカンドキャリア3選
- 2.1 水留浩一氏:あきんどスシロー社長
- 2.2 足立光氏:日本マクドナルド上席執行役員
- 2.3 井上直樹氏:スタートアップ企業CFO
- 3. ローランド・ベルガー出身者におすすめセカンドキャリア3選
- 3.1 製造業に特化したコンサルタント
- 3.2 自動車業界に特化したコンサルタント
- 3.3 フリーコンサルタントとして得意な分野で活躍
- 4. フリーコンサルなら好きな分野で自分らしく働ける
- 4.1 フリーコンサルなら働き方や分野も選ぶことができる
- 4.2 有名コンサルファーム出身者は非公開案件の紹介も受けられる
- 4.3 高単価案件が増えれば収入もアップ
- 5. まとめ
外資系の経営戦略ファームであるローランド・ベルガー。
日本では港区にオフィスを構え、グローバルに展開しています。
複数の国や文化といった多様性を尊重する同ファームは3,000人以上の従業員を抱える大規模ファームであり、日系企業のクライアントを多数抱えていることでも有名です。
認知度が高くやりがいも大きいローランド・ベルガーからの転職なら、同ファームの専門性を活かせるキャリアがおすすめです。
この記事ではローランド・ベルガーからの転職・キャリアアップを考えている方に向けて、ローランド・ベルガー出身者のキャリアやおすすめのセカンドキャリア、フリーコンサルの魅力について解説します。
ローランド・ベルガーの強み・特色について
1991年にアジア初として日本進出を果たし、東京港区にオフィスを構えているローランド・ベルガー。
製造業をはじめ、自動車業界の戦略コンサル、公共・インフラといった分野に特化していることで知られています。
日本法人だけだと100人ほどの少数精鋭で運営しているローランド・ベルガーですが、採用枠を広げ成長スピードを加速させている最中です。
とはいえ採用基準は高く、ビジネスレベルでの英語力やコンサルタントとして高いレベルでのスキルが求められ、狭き門となっています。
高年収かつ激務であるローランド・ベルガーのコンサルタント職
平均年収1,300万円と年収水準が高いローランド・ベルガーですが、激務であることも知られています。
完全実力主義で評価されれば20代で年収1,000万円を超えることもある一方で、残業時間の平均は70時間を超え、始発から終電まで働く方も多いのではないでしょうか。
戦略立案から実行まで一貫して同じコンサルタントが対応することが多いローランド・ベルガーは、その分高度なスキルが求められます。
どんなに健康かつタフな人でも、燃え尽きたりキャリアチェンジを考えたりする方も多いものです。
ローランド・ベルガー出身者のセカンドキャリア3選
ローランド・ベルガーの出身者として、以下3人のキャリアをご紹介します。
- 水留浩一氏:あきんどスシロー社長
- 足立光氏:日本マクドナルド上席執行役員
- 井上直樹氏:スタートアップ企業CFO
水留浩一氏:あきんどスシロー社長
東京大学理学部を卒業後、電通やアクセンチュアを経てローランド・ベルガーに入社。
企業・事業再生を専門としてリストラクチャリング・グループのアジア代表として活躍しました。
その後は日本航空の代表取締役などを経て2015年よりあきんどスシローの代表取締役に就任後、現在は取締役会長となっています。
足立光氏:日本マクドナルド上席執行役員
一橋大学卒業後、P&Gジャパン・戦略コンサルファーム「Strategy&」を経てローランド・ベルガーに入社した足立光氏。
その後はドイツのヘンケル社が展開するコスメブランド「シュワルツコフヘンケル」で社長まで就任し、同社のコスメティック事業の北東・東南アジア全体を統括しました。
2015年から2018年までは日本マクドナルド上席執行役員としてマーケティングを行い、現在ではファミリーマートのエグゼクティブディレクターや紹介制ビジネスサロンの運営など多彩に活躍しています。
井上直樹氏:スタートアップ企業CFO
早稲田大学卒業後、アサツーディ・ケイ社で広告代理店業などに携わる経験を経て、ローランド・ベルガーへ入社。
経営戦略を描く中で「実業に携わりたい」とキャリアチェンジして、DELLやLenovoの事業成長をけん引しました。
Indeedの買収など海外のPMIに関わる中でスタートアップ企業に魅力を感じ、帰国後にChatworkのCFOとして入社しています。
上記はローランド・ベルガー出身者の中でも著名な方のキャリアですが、1つに留まらず国内外で多彩なキャリアアップを重ねています。
ビジネスレベルの高い英語スキルやローランド・ベルガーで培った実績を活かすことで、国内はもちろんグローバルに活躍している方も多いです。

ローランド・ベルガー出身者におすすめセカンドキャリア3選
製造業や自動車業に強みを持つローランド・ベルガー出身の方には、以下3つのセカンドキャリアをおすすめします。
- 製造業に特化したコンサルタント
- 自動車業界に特化したコンサルタント
- フリーコンサルタントとして得意な分野で活躍
製造業に特化したコンサルタント
ローランド・ベルガー発祥のドイツといえば、製造業大国として有名です。
国全体でものづくりへの意識が高く、国内でもドイツ=製造業に強いというイメージがあります。
ローランド・ベルガーは、製造業以外にも多くの産業と関わっています。
しかしヨーロッパで培った製造業の知見を活かしているローランド・ベルガーの出身であれば、製造業に特化したコンサルタントとして信頼が厚いでしょう。
製造業に特化したコンサルタントとは、経営戦略から現場のオペレーションまで幅広い分野をサポートします。
一貫してクライアントと伴走する姿勢はローランド・ベルガーでのコンサルティングと親和性が高く、最初から最後まで担当したいと考える方におすすめです。
自動車業界に特化したコンサルタント
ローランド・ベルガーは自動車産業でも有名ですから、自動車業界に特化したコンサルタントもおすすめです。
自動車コンサルタントはブランディングや技術戦略、M&Aといった競争力強化や新規事業、業界構造の転換といった分野で需要が高くなっています。
自動車や製造業といった分野では、特に現場を知っている専門家が求められます。
現場の流れや課題に直面してきた経験があれば、多くのクライアントから重宝されるでしょう。
フリーコンサルタントとして得意な分野で活躍
ローランド・ベルガーという有名ファームの経歴があれば、フリーコンサルタントとしても引く手あまたです。
フリーランスになれば自分で仕事を探す必要があり、実際に多くのフリーランスがSNSや個人でホームページを立ち上げるなどして案件を探しています。
最近ではフリーランス向けに案件を紹介しているプラットフォームも増えており、大変おすすめです。
Strategy Consultant Bank(SCB)でも高単価の戦略・業務案件を中心にご紹介しており、有名ファーム出身者ならスキルや経験に応じた案件をご紹介することもあります。
フリーコンサルなら好きな分野で自分らしく働ける
「ファームという枠を超えてコンサルティングをしてみたい」「もっと自分らしく働きたい」という方は、次のキャリアとして「独立」を検討してみませんか?
今ではフリーランスに案件を紹介してくれるサービスも増え、フリーランス市場が盛り上がっています。
フリーコンサルなら働き方や分野も選ぶことができる
フリーコンサルとして独立すれば、ファームに出社する必要がありません。
もちろんコンサルティング業務のために情報収集したりメール返信したりといった業務は必要ですが、フリーコンサルなら自宅で行えます。
クライアント企業がOKであれば、リモートワークもできます。
フリーランスは働く場所や時間を自由に決められますし、案件選びも自由です。
子育てや介護とも両立しやすく、ワークライフバランスを重視して快適に働くことができます。
有名コンサルファーム出身者は非公開案件の紹介も受けられる
コンサルタントは必要な資格がありません。
だからこそクライアントがコンサルタントを探すときは、経歴や実績が重視されます。
ローランド・ベルガーのような有名ファームは認知度が高いだけでなく、入社自体が高いハードルです。
だからこそ、有名ファーム出身という経歴はクライアントからの信頼が高くなります。
案件マッチングサイトでは、有名ファーム出身者だけに非公開案件をご紹介することが良くあります。
公開されている案件は誰でも応募できますが、非公開の場合スカウトと同じような流れで紹介され、条件も良い場合がほとんどです。
SCBでも、有名コンサルティングファーム出身の方に非公開の高単価案件をご紹介することがあります。
高単価案件が増えれば収入もアップ
フリーコンサルとして独立すると、自分らしく働ける一方で収入の保証がありません。
その分自分の頑張り次第で収入を上げることができるので、フリーランスは夢があります。
フリーコンサルの場合、単価×稼働時間×案件数で収入が決まります。
もし130万円の案件で100%稼働した場合、1年間続けば130万×12カ月で1,560万円となり、ローランド・ベルガーの平均年収1,300万円を上回ります。
まとめ
ローランド・ベルガーからのキャリアアップを考えている方に向けて、おすすめのキャリアとフリーコンサルの魅力を解説しました。
ローランド・ベルガーでコンサルタントとしてキャリアを築いた方なら、きっとフリーコンサルとしても自分らしく活躍できるでしょう。
「そろそろ独立しようかな」「フリーコンサルに挑戦してみたいな」と思ったら、ぜひStrategy Consultant Bank(SCB)にご相談ください。
案件紹介のプラットフォームであるStrategy Consultant Bank(SCB)では、高単価かつ高いマッチング精度、手厚いアフターフォローでフリーランスのコンサルタントをサポートしております。
案件やキャリアについて相談できる担当者がいるので、困ったことやお悩み事も相談していただけます。