- 1. リスクコンサルタントの仕事内容とは?
- 1.1 リスクコンサルタントの魅力
- 2. リスクコンサルティングの種類
- 2.1 戦略リスクマネジメント
- 2.2 コンプライアンス・内部統制
- 2.3 情報セキュリティ対策
- 3. リスクコンサルタントの気になる年収は?
- 4. リスクコンサルタントのおすすめエージェント
- 4.1 1. Strategy Consultant Bank(SCB)
- 4.2 2. Pro Connect
- 4.3 3. フリーコンサルタント.jp
- 5. リスクコンサルタントでアピールできるスキル・経験
- 5.1 経営・マネジメント
- 5.2 コーポレートガバナンス
- 5.3 情報セキュリティ
- 5.4 情報分析・課題解決能力
- 6. まとめ
リスクコンサルタントは事業リスクやITリスクの管理・改善など、経営上欠かせないリスクマネジメントの分野で活躍するコンサルタントです。
本記事では、リスクコンサルタントの仕事内容や年収、「どのエージェントを利用するのがおすすめか?」などが気になっている方に向けて、情報をまとめました。リスクコンサルタントを目指している方はぜひ参考にしてみてください。
リスクコンサルタントの仕事内容とは?
リスクコンサルタントの主な仕事内容は、クライアントの企業経営で直面するさまざまなリスクに対して専門的なアドバイスを行うことです。
企業経営では事業運営のリスク、人材に関するリスク、情報セキュリティリスクなど多種多様なリスクが存在しています。リスクコンサルタントは自分の専門分野を活かしながら、企業経営で発生するリスクを特定し、リスク改善に向けた計画を立てたり実行支援を行ったりします。
たとえば情報セキュリティリスクの場合、ITシステム活用が当たり前の現代ビジネスにおいて、個人情報・機密情報の漏えいといった問題が挙げられます。これらのリスクに対してシステム面・人材面でどのようなアプローチが可能かを検討し、最善策を提案してリスク改善の実行を支援するのが主な仕事内容です。
リスクは企業・組織のあらゆる場所に存在するため、個々の専門性を活かせるのがリスクコンサルタントの特徴です。

リスクコンサルタントの魅力
Report Ocean社が発表したレポート※によれば、世界のリスクマネジメント市場規模は2021年から2027年にかけて18.8%の平均成長率で拡大していきます。
コンプライアンスや情報セキュリティの強化といったリスクマネジメントの重要性が叫ばれている中、リスクコンサルタントの需要拡大も継続的に増加していくと考えられており、継続的な需要増加によって年収アップを見込めます。
※出典:リスクマネジメント市場は2027年までCAGR 18.8%で大きな成長が見込まれる|PR TIMES

リスクコンサルティングの種類
リスクコンサルティングには主に3つの種類があります。それぞれの役割について解説するので、参考にしてみてください。
戦略リスクマネジメント
戦略リスクマネジメントとは経営戦略・事業戦略に関わるリスクを把握・管理しながら、企業の成長を支援することです。単にリスクを把握・管理するのではなく、経営・事業に関するあらゆる「不確実性」をリスクと考え、「攻めの経営」を実現する役割もあります。
コンプライアンス・内部統制
コンプライアンス・内部統制とは企業・事業の急拡大やグローバル化などの変革に際し、社会的信用を損ねないために組織や体制のあるべき姿の実現を支援するコンサルです。
情報セキュリティ対策
情報セキュリティ対策とは内部要因または外部要因によって発生し得る、個人情報・機密情報の漏えいなどの対策・改善を実行します。ITシステムがビジネスに欠かせなくなった今、情報セキュリティ対策を取らないのは大きな危険性を伴うため、需要が急拡大しています。

リスクコンサルタントの気になる年収は?
リスクコンサルタントの年収はコンサルティングファームに所属しているか、フリーランスかによって異なります。
コンサルティングファームに所属している場合、入社直後であれば500〜800万円前後となるのが一般的です。肩書きのあるコンサルタントなら1,000万円前後、リーダークラスになると1,500万円を超えます。
一方で、フリーのコンサルタントとして活躍している人の年収は500〜2,000万円前後と幅広い年収帯になります。扱える案件数や報酬によって年収は大きく変わるため、年収アップを目指す場合はフリーコンサルタント向けのエージェントを利用するのがおすすめです。
リスクコンサルタントのおすすめエージェント
フリーコンサルタント向けのエージェントを利用すると、非公開案件の紹介や案件獲得サポートといったサービスが受けられます。ここではリスクコンサルタントのおすすめエージェントを紹介するので、ぜひ利用してみてください。
1. Strategy Consultant Bank(SCB)

URL:https://strategyconsultant-bank.com/
SCBはハイクラスのフリーコンサル向け案件紹介エージェントです。組織・人事コンサル案件を扱っているエージェントの中でも高単価案件・上流案件が多く、コンサルタントの報酬アップに最適です。
フリーコンサル案件紹介エージェントのイメージ調査ではNo.1を獲得しており、案件獲得に向けた手厚いサポートにも定評があります。
2. Pro Connect

登録されている案件のうち2割が、クライアントから直接受注となるプライム案件です。希望すれば、プライム案件のみ紹介してもらえるため、効率よく案件探しができます。
書類選考によるスクリーニング制度を通過した方のみ案件の紹介を受けられるため、書類選考に通過するだけでクライアントからの信頼性がアップします。
3. フリーコンサルタント.jp

1万7,000人以上のフリーコンサルタントが登録する、国内最大級のエージェントです。案件数は常時3,000件以上をキープしており、自分に合ったコンサル案件を探せるのが特徴です。
単価低めの案件もありますが、その分案件レベルも下がるため、フリーコンサルタントとして初案件を獲得したい人も多く利用しています。
リスクコンサルタントでアピールできるスキル・経験
最後に、リスクコンサルタントとしてアピールできるスキル・経験を紹介します。案件獲得を目指すための参考にしてみてください。
経営・マネジメント
経営上発生するリスクは人材・組織に起因しているものが大半を占めるため、経営・マネジメントの経験はリスクコンサルに役立ちます。
コーポレートガバナンス
コーポレートガバナンス(企業統治)とは企業の不正・不祥事を防ぎ、健全な経営と公正な判断を行うための仕組みや制度のことです。コーポレートガバナンスを機能させることは社会的信用の確立にもつながるため、クライアントに歓迎されやすいスキル・経験です。
情報セキュリティ
情報セキュリティに関するスキル・経験があると、情報セキュリティ対策のプロフェッショナルとして活躍できます。技術的な部分よりも情報セキュリティ対策のプロセスやセキュリティ製品選びといった部分で、スキル・経験が豊富な方はリスクコンサルタントを検討してみてください。
情報分析・課題解決能力
リスクコンサルタントは企業・事業のさまざまな情報を参照しながら、クライアントも気づいていないリスクを顕在化させる必要があります。そのためにも情報分析と課題解決能力は欠かせないスキルです。
まとめ
リスクコンサル案件はコンサルティングファームをはじめ、フリーコンサル向けの案件も多数あります。個々の専門性やバックグラウンドを活かせる案件が多いため、自分のスキル・経験に合った案件があれば、積極的にチャレンジしてみてください。
「案件を効率よく獲得したい」という方は、SCBなどの案件紹介エージェントを利用し、プロのサポートを受けながら案件獲得を目指してみてください。