働く場所を好きに選べる「フリーランス」という働き方。しかし、気が付けば自宅でばかり仕事をしていませんか?フリーランスの方こそ「コワーキングスペース」を活用することで、作業効率アップを狙うことができます。
この記事ではフリーランスの方に向けて、コワーキングスペースの魅力や東京でおすすめの店舗をご紹介します。最後はフリーランスの方なら知っておきたいコワーキングスペースの概要もご紹介しますので、興味がある方はぜひ最後までお読みください。
フリーランスはコワーキングスペースで作業効率が上がる
コワーキングスペースは英語でCoworking Spaceとなり、先頭の“Co”は「共同」という意味です。つまりコワーキングスペースとは共同でワーキング(=仕事や勉強)をする場所となります。
フリーランスの方は家で作業している方も多いものです。しかしオンとオフの切り替えが難しい、家事やインターホンが気になり作業に集中できないなどデメリットもあります。
そんな時に活用したいのが「コワーキングスペース」です。会社員やテレワーカーなどオフィス以外で働く人が集まるコワーキングスペースは、空間を共有することで利用者同士が刺激したり交流したりできるようになっています。
コワーキングスペースと似たものに「シェアオフィス」があります。この2つの違いは他者との交流を重視するか、個人の作業を重視するかで分かれます。
コワーキングは“共同”という意味が含まれている通り、他者との交流を重視します。オープンスペースが多く、フリーランス同士で交流が生まれやすく造っている点が特徴です。一方でシェアオフィスは個人の作業効率を重視するため、個室が多い造りになっています。
「空いた時間にちょっと作業をしたい」という方はもちろん、「他のフリーランスと交流してみたい」という方はコワーキングスペースがおすすめです。
【東京】フリーランスにおすすめのコワーキングスペース6選
ここでは東京エリアでおすすめの以下のコワーキングスペースをご紹介します。
【東京駅】fabbit 京橋
東京駅八重洲口徒歩4分の「fabbit 京橋」は、アクセスが大変良いコワーキングスペースです。オフィスとしても利用できる個室やフリー席以外に、1日のみの利用やイベント開催で利用できるコワーキングスペースもあります。
個室会員とフリー席の会員は24時間利用可能で、時間で制限を受けることもありません。ガラス張りの多い広々としたコワーキングスペースで、フリーランス同士の交流も生まれやすいでしょう。
→fabbit 京橋公式サイト
【新宿区】BasisPoint 西新宿店
西新宿五丁目駅徒歩4分のコワーキングスペース・シェアオフィスです。1~6名向けのカギ付き個室も用意されており、シェアオフィスとしても利用できます。大きなガラス窓からは都庁や新宿中央公園を望むことができ、ロケーションも抜群です。
4~9階はシェアオフィスとなっており、10階がコワーキングスペースとして利用できます。コワーキングスペースは全席会話・Web会議OKとなっています。テーブル席・ソファから好きな席を利用でき、場所は決まっていないのでその日の気分や条件で場所を選べます。BasisPointは池袋や新橋など、他にも都内に複数店舗あるのでぜひ活用してみてください。
→BasisPoint 西新宿店公式サイト
【品川駅】LIBPORT品川
品川駅港南口徒歩5分のコワーキングスペース・シェアオフィスです。
モニター付きブースなどもあり(1-4名用の計10か所)、シェアオフィスとしても利用可能です。少し変わった特徴としては仮眠スペースがあることです。食後や疲れた時にリフレッシュできる空間は魅力的ですよね。
約120席ある広々とした開放感のあるコワーキングスペースなため、密な空間が苦手な方にもおすすめです。
有料にはなりますが、最大16名で利用可能な会議室やイベントスペースなどもあるため、何か小規模な催し事を企画するときに一度相談してみても、よいかもしれません。
→LIBPORT品川公式サイト
【台東区】FEEEP 上野店
上野駅徒歩1分の「FEEEP」はアプリで予約できる「はかどり空間」というキャッチフレーズが特徴的です。人間工学や心理学から居心地のいい空間設計を目指しており、仕事がはかどる空間を意識しています。
専用アプリでスペースを検索して30秒で予約できる手軽さが特徴で、面倒な入退室手続きがありません。コワーキングスペースでありがちな「場所探し」のストレスを軽減してくれるコワーキングスペースです。
→FEEEP 上野店公式サイト
【墨田区】SHARE LOUNGE 押上
押上駅B3出口から徒歩1分、東武鉄道伊勢崎線「とうきょうスカイツリー駅」より徒歩約3分の「SHARE LOUNGE 押上」は、気軽にドロップインできるコワーキングスペースです。
使い方は自由で、息抜きのためのカフェや誰かと語るバー、そして仕事目的のコワーキングスペースなどとして使えます。予約はアプリから事前予約でき、混雑に巻き込まれることもありません。
SHARE LOUNGEはアメニティやフリードリンク、スナックに力を入れており、気分転換や他のフリーランスとの交流がしやすい点がメリットです。
→SHARE LOUNGE 押上公式サイト
【千代田区】クロスオフィス日比谷
オリックスが提供するワークスペースで、クロスオフィス日比谷は霞ヶ関駅C4出口直結のアクセスの良いコワーキングエリアです。ドロップインは利用できず、契約期間は6か月から、退会届がない場合自動更新となります。(専用デスクプランの場合)
コワーキングプランは1名から利用でき、24時間利用OKです。また日比谷や六本木などほかの別エリアの全拠点を利用できます。法人登記やドリンクサーバーは無料で利用でき、オプションとしてカンファレンスルームやロッカー、イベントスペースの貸し切りやカーシェアリングを利用できます。
→クロスオフィス日比谷公式サイト
上記以外にも、コワーキングスペースは日々増えています。自宅やクライアントの近所でお気に入りのスペースを何か所か知っておけば、気が向いたときにいつでも利用でき便利です。
フリーランスがコワーキングを利用する時に知っておきたいこと
最後に、フリーランスの方がコワーキングスペースを利用する時に知っておきたい以下3つのことをご紹介します。
- コワーキングスペースでできること
- コワーキングスペースには「ドロップイン」と「月額」の2種類ある
- コワーキングの利用料は経費として計上できる
それぞれについて、順番に解説します。
コワーキングスペースでできること
コワーキングスペースはカフェのようにPC作業ができる場所ですが、それだけではありません。以下のようにフリーランスの人も助かる以下のような機能を備えています。
- 会議室やセミナールームの利用
- フリーランス同士での交流会・イベント
- 郵便物の受取・住所利用
- 仕事で必要なインフラの確保
コワーキングスペースにはオープン席以外に会議室のような部屋を備えているケースが多く、クライアントとの打ち合わせ場所として利用できます。オフィスのない在宅フリーランスは特に助かるでしょう。
またコワーキングスペースはフリーランス同士の交流を重視しているお店も多く、交流会やイベントに参加できる機会もあります。
名刺や住所に自宅住所を乗せたくない場合、コワーキングスペースの住所を記載することも可能です。この場合、「住所登記OK」としているスペースを選ぶ必要があります。
また安定したWi-Fi環境や作業スペース、プリンターや飲み物といったPC作業に必要なインフラ設備が整っているコワーキングスペースは、フリーランスの作業効率化にうってつけです。
コワーキングスペースには「ドロップイン」と「月額」の2種類ある
コワーキングスペースの利用には「ドロップイン」と「月額」の2種類があります。
ドロップインとは単発利用のことで、1日や数時間といった単位での利用のことです。カフェで作業するように気軽に立ち寄ることができ、気が向いたときに利用できます。
月額とは月単位で契約することで、毎日や週に5・6回など定期的に利用する方におすすめです。プランはスペースによってバラバラで、ジムのように平日のみ・休日のみなどさまざまなプランが用意されています。
ドロップインと月額のどちらが適しているかは働き方次第です。ご自分の利用スタイルに合わせて、賢く契約してください。
コワーキングの利用料は経費として計上できるコワーキングスペースを仕事のために利用した場合、その利用料は経費として計上できます。ドロップインでたまに利用する程度なら、「会議費」や「雑費で」で計上するのが一般的です。
コワーキングスペースを月額契約した場合、そのスペースは家賃と同等の扱いになります。そのため「地代家賃」として計上するケースが一般的です。
まとめ
フリーランスの方に向けて、コワーキングスペースの魅力や東京エリアのおすすめスペース、知っておきたいポイントをご紹介しました。オフィスや事務所を構えないフリーランスは、働く場所も自由に選べます。コワーキングスペースを活用し、ぜひご自身のお仕事に活かしてください。
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