- 1. 転職者に人気の「転職エージェント」と「ヘッドハンティング」の違いと選び方
- 2. ヘッドハンティングには「登録型」と「サーチ型」がある
- 3. 転職エージェントの選び方とおすすめまとめ
- 3.1 ムービン
- 3.2 コンコード
- 3.3 コンサルート
- 3.4 NewMA(ニューマ)
- 3.5 タイグロンパートナーズ
- 3.6 ASSIGN(アサイン)AGENT
- 3.7 Bridge Agent
- 3.8 ワークポート
- 4. 登録型ヘッドハンティングのおすすめまとめ
- 4.1 リクルートダイレクトスカウト
- 4.2 ビズリーチ
- 4.3 dodaX
- 4.4 レバテックダイレクト
- 5. まとめ
「現在のコンサルティングファームからそろそろ転職したい」
「転職エージェントやヘッドハンティング、どれが自分の転職に良いのだろう?」
とお悩みの方へ。待遇改善やキャリアアップのために転職する人は増えており、その方法も多様化しています。最近では、転職サイトよりも「転職エージェント」や「ヘッドハンティング」が人気です。
ヘッドハンティングといえば、企業側からのいわゆる「引き抜き」の印象が強いかもしれません。しかし最近では自分から働きかけられる「登録型ヘッドハンティング」というサービスがあり、人気が高まっています。
今回はコンサルティングファームから転職を検討している方に向けて、転職エージェントとヘッドハンティングの違いやそれぞれでおすすめのサービスをご紹介します。転職を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。
転職者に人気の「転職エージェント」と「ヘッドハンティング」の違いと選び方
「転職エージェント」とは主に人材紹介会社が提供するサービスで、転職希望者の希望や条件を聞き、最適な求人を紹介してくれます。書類選考や面接などの手配を代行してくれますし、書類のアドバイスや面接対策など、転職のお世話をしてくれる点が特徴です。
転職エージェントは企業側から求人を預かり、転職希望者に紹介します。そして無事に転職が決まれば、求人を出した企業側から「成功報酬」として手数料を受け取るのです。そのため、基本的に転職希望者に登録料などの支払いを求めることはありません。
転職エージェントの中には非公開求人や独占求人を保有しているケースもあり、それらは一般に公開されておらず、希望に合致した転職希望者にのみ紹介されます。
ヘッドハンティングには「登録型」と「サーチ型」がある
ヘッドハンティングといえば、企業側から「わが社で働きませんか?」と打診される“引き抜き”の印象が強いものですが、これは「サーチ型」と呼ばれる海外に多い方法です。ヘッドハンティング専門会社のハンターが企業の人事やSNS、独自の人脈から情報を探し、欲しい人材をヘッドハントします。
一方国内で増えているのが「登録型」と呼ばれるタイプで、転職エージェントでも行うサービスの1つです。転職希望者側がサービスを選び、職務経歴書などを登録してスカウトを待ちます。
転職エージェントの選び方とおすすめまとめ
まずは転職エージェントについて、おすすめをご紹介します。
転職エージェントを選ぶときは、以下の3つがポイントです。
● キャリアアドバイザーと相性が良いと感じるか
● 自分のキャリアや職種に合っているか
● 転職に必要なサービスを受けられるか
転職エージェントでは、専任のキャリアアドバイザーがサポートしてくれることが多いです。自分のキャリアや転職といった大事な相談に乗ってもらうキャリアアドバイザーですから、「なんでも相談できそうだ」と思える方かどうかチェックしましょう。
また転職エージェントは幅広い業界をカバーしているケースもあれば、IT系やM&Aなど特定の業界に特化しているケースもあります。自分の希望する業界をカバーしているエージェントなら、より良い転職活動ができるでしょう。
多くの転職エージェントでは、職務経歴書の添削や面接対策といったサポートサービスがあります。しかしそのサポート内容は会社によって違うので、具体的にどのようなサービスがあるのかは事前のチェックが必要です。
ムービン
「ムービン」は日本初のコンサル業界特化転職エージェントです。25年以上の転職支援実績を誇り、国内コンサルファームの約95%を網羅しています。大手から中小まで圧倒的な情報量を保有しているのが特徴です。
コンサル未経験からハイクラス・高年収転職も実現可能で、過去数十万件の選考内容から各社ごとの応募書類や面接対策も受けられます。最新の採用動向などについて知りたい方向けのキャリア相談会も開催しています。
コンコード
「コンコード」はBIZREACH社主催の業界No.1エージェントを決定するアワード「第1回 日本ヘッドハンター大賞」コンサルティング部門・初代MVPを受賞しています。コンサルティングファームへの転職や、コンサル出身者の経営幹部キャリアを支援するポストコンサル転職に高い実績を誇ります。
面談では、将来の目標や希望などのヒアリングも行われ、「キャリア戦略」を個別設計するなど丁寧なサポートが受けられます。
コンサルート
コンサルティング業界専門の転職エージェント「コンサル―ト」は、株式会社ファンオブライフ(領域特化型の転職エージェント)の運営する転職エージェントです。
戦略、IT、総合、事業再生、国内中堅などの各ファーム、アソシエイトからマネージャー、パートナー案件などの非公開求人を多数保有しています。
コンサル専門のエージェントによる、専門性の高いキャリア支援を受けられます。
NewMA(ニューマ)
「NewMA」はM&A業界に特化した転職エージェントです。「M&A特化ハイキャリア転職」と明記するNewMAはエージェントもM&A業界出身者であるため、求人では伝わらない情報や業務内容を意識した面接対策といったサービスが受けられます。
M&Aアドバイザリーのスキルを持つエージェントが交渉も行ってくれるため、転職前の交渉は手厚いフォローが期待できる点もメリットです。M&A業界へ転職を考えている人や、未経験からM&A業界に挑戦したい方にもおすすめです。
タイグロンパートナーズ
「タイグロンパートナーズ」は金融・コンサル・経営人材(CxO)・製造業に特化した転職エージェントです。ハイクラスやプロフェッショナル求人が多いため、ある程度業界の経験年数がありキャリアアップを目指す方におすすめです。
タイグロンパートナーズは、丁寧なコミュニケーションや紹介される案件のマッチ率の高さに定評があります。金融・コンサル業界に精通した情報提供や面接対策も受けられるので、金融・コンサル業界志望者に特におすすめです。
ASSIGN(アサイン)AGENT
「ASSIGN AGENT 」は、若手人材に特化した転職エージェントです。元は若手ハイエンド向け転職サイト「VIEW」(ビュー)というサービスでしたが、2023年6月よりコーポレートブランドであるASSIGNに統合しています。
「個性や可能性を発揮するサポートを担う」というコーポレートビジョンがあり、若い世代の転職希望者におすすめです。
ASSIGNでは転職エージェント以外にも、ビジネスパーソン向けメディアの「ASSIGN MEDIA」や転職サイト「ASSIGN」も運営しています。
Bridge Agent
士業・管理部門に特化し、専門性の高いエージェントからの転職支援を受けられる「BridgeAgent」。保有案件の約80%が年収700万円以上のハイクラス求人となっています。
他社と違う点は、コンサルティングファームが提供している人材支援サービスであること。IPOや経営管理支援を通じ、経営層と直接コンタクトが取れるため、自身の志向にマッチする求人を紹介してもらえる可能性が高い傾向にあります。また、IPO準備中のスタートアップ企業など、非公開求人が多いことも特徴です。パーソルキャリアが運営する転職サービス「iX転職(現:dodaX)」主催の「iX HEADHUNTER AWARD 2021」ハイクラス支援人数部門で、No.1に輝いたコンサルタントも在籍。転職相談から面談後まで、質の高いサポートを受けることができます。
ワークポート
「ワークポート」は転職相談実績83万人、国内拠点数48拠点、転職決定人数No.1という規模の大きい転職エージェントです。IT業界やゲームに強いといわれており、人材紹介業20年で培ったノウハウをサービスとして受けられます。
ワークポートは国内拠点数が多く、北海道から沖縄まで国内の幅広いエリアをカバーしている点も魅力です。そのため、地方での転職やIターン・Uターン希望者にも向いています。
登録型ヘッドハンティングのおすすめまとめ
ここでは、転職希望者側からアプローチできる「登録型」のヘッドハンティングサービスについておすすめを紹介します。
登録型ヘッドハンティングを選ぶときは、以下の3つがポイントです。
● 求人数が多いか
● 自分に合ったサービスかどうか
● 自分のスキルアップやキャリアアップが実現できそうか
登録型ヘッドハンティングは、求人が多いほどスカウトも多く届く可能性が上がります。だいたいどれくらいの求人件数があるか、登録前にチェックしておきましょう。
また有料プランでさらに多くの機能が使えたり、直接応募できたり、登録型ヘッドハンティングはサービスもそれぞれで違います。候補に上がったヘッドハンティングは、サービスを洗い出して比較するのも重要です。
転職エージェントでも同じですが、登録型ヘッドハンティングでも特定の業界に特化していたり国内のみの求人だったり、海外の求人を取り扱っていたりなど違いがあります。自分のスキルやキャリアが活かせそうか、しっかり確認しておきましょう。
リクルートダイレクトスカウト
「リクルートダイレクトスカウト」は、広告や人材紹介を行うリクルートが運営する登録型ヘッドハンティングサービスです。転職希望者はリクルートIDを使いレジュメを登録することで、転職エージェントや求人を保有する企業から直接スカウトメッセージを受けることができます。
リクルートダイレクトスカウトでは、AI分析でよりレジュメや希望条件に合った求人を探せる点も魅力です。企業や転職エージェントからスカウトメッセージが来たら、チャット画面ですぐにやり取りできます。
ビズリーチ
「ビズリーチ」はCMでも有名なハイクラス転職サイトです。転職サイトではありますが企業を紹介されたり面談を設定されたりすることはなく、企業やヘッドハンターからスカウトが届きます。また、ヘッドハンターだけでなくスカウトを出した企業とも直接コンタクトをとることができます。
審査を通過したヘッドハンターからスカウトが届いたり、国内外の企業やヘッドハンターが転職希望者の職務経歴を見て直接声をかけられたりする「プラチナスカウト」といった機能が特徴的です。
ビズリーチでは、プレミアム機能などが利用できる有料のプランもあります。無料プランもあるので、ご希望に合わせて選んでいただけます。
dodaX
「dodaX」は、大手人材紹介会社であるパーソルキャリアが運営するヘッドハンティングサービスです。ハイクラス層向けに特化しており、ヘッドハンターから求人に関するスカウトを受け取ることができます。
dodaXでは、登録した職務経歴書について、スカウト求人に応募するまでは求人企業側に情報が公開されません。現在や過去の勤務先など公開したくない情報をブロックできるので、内密に転職活動を進めたい方におすすめです。
レバテックダイレクト
「レバテックダイレクト」とは、エンジニアやクリエイターの転職支援などを行うレバテックが運営する登録型ヘッドハンティングサービスです。
レバテックダイレクトは求人検索とスカウトの両方を利用でき、効率的に求人を見つけられます。また転職希望者と企業が直接やりとりでき、転職活動もスムーズです。
ITエキスパート職の仕事選びに特化しており、SEなどIT業界での転職を検討している方におすすめです。
まとめ
おすすめの転職エージェント、ヘッドハンティング会社をご紹介しました。転職を考えている方の参考になれば幸いです。
転職といえば正社員→正社員の活動を考えている方が多いですが、正社員→フリーランスという道もあります。ある程度キャリアやスキルを積んでいる方は、他の企業のサポートを行うコンサルティング業務もおすすめです。
フリーランスのコンサルティング業務をお探しなら、ぜひStrategy Consultant Bank(SCB)もチェックしてみてください。フルリモートや高単価案件、非公開案件など、様々な案件をご用意しております。