変革を共に創る STANDARDが描く日本再興の道筋

株式会社STANDARD代表取締役社長 伊藤 海様
2026.03.27
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DXを外注するものから自ら推進できる力へ。
企業の変革力そのものを高める「DX内製化支援」を掲げる株式会社STANDARD。

日本企業の再興を見据え、組織変革と人材育成の両面からDXを推進する同社の代表取締役社長 伊藤 海様に、これまでのキャリアや事業への想い、そしてフリーコンサル活用についてお話を伺いました。

プロフィール

株式会社STANDARD代表取締役社長 伊藤 海様

旧官営企業に新卒入社、その後PwCコンサルティングにおいて組織人事戦略(People Transformation)チームにてコンサルティングに従事。
その後DXコンサルティングファームの立ち上げ期に参画しDX人材領域のコンサルティングリード兼同社の人事統括責任者としての経験を経て、STANDARDへ入社し現職。

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伊藤様について

これまでのご経歴を教えてください。

社会人としてのキャリアは旧官営企業の人事や経営企画からスタートしました。
そこでは組織を民間スタンダードへ適応させる取り組みに6~7年ほど従事してきました。

その中で、グローバル人材や経営人材の育成が不可欠だと感じ、MBA留学制度の新設を提案しましたが、有効性を示し切れず、そのため自ら有休をつなげて半年弱の休暇の前提でロンドンへ留学、各地のMBAスクールを訪問しながらグローバル人材・経営人材に何が必要なのかその学びがMBAスクールでなぜ実現できるのか実証しに行きました。

そこで感じたのは、世界には本気で組織や社会を変えようとしている人が想像以上に多くいること、その方々の社会への向き合いや、変えるぞという自力・推進力と想いに触れ、私もこのようなフィールドで熱く社会変革に向き合いたいと強く思いました。
この経験をきっかけに、より多くの企業変革に関わりたいと考え、PwCコンサルティングへ転職をしました。

PwCでは組織人事戦略(People Transformation)チームにてDXと人材変革をテーマに、組織設計や人材育成、意識変革の支援に携わりました。

その後、創業期のDXコンサルティングファームに参画し、DX人材育成領域のリードも務めたのち、2023年に株式会社STANDARDへ入社し、現在に至っています。

伊藤様のこれまでのキャリア選択の中で大事になさってきたポイントやマインドはどのようなものでしょうか?

私がどこまで価値を出せるかどうかが重要な選択軸でした。
自身の強みが活かせる企業であれば私自身は活躍しますし、その結果組織に大きく貢献できるからです。

では、転職する際に「私しかできない」と思った具体的なものを教えてください。

実は入社前は、STANDARDにはフリーランスとして短期間参画していました。

当時は起業を考えており、その起業準備期間中に参画したのですが、この会社は事業領域や方向性が自分の軸である人の意識変革と強く重なっていると感じました。

さらに、当時のSTANDARDはスタートアップとして経営的にもやや厳しい局面にもありました。
その状況の中で、自身の経験と覚悟をもって会社をリードできるのではないかと感じました。

また、過去のコンサルファームでは理想通りの価値提供ができなかった悔しさもありました。
絵に描いた餅ではなく、一筋縄ではいかない人や組織の変革に本気で寄り添い、ともに壁を打破して成果を実現しきる支援をできる場所はここだと確信し、オファーを受諾しました。

企業について

初めてフリーコンサルとして稼働した際に、のちにご自身が代表取締役社長になる企業であるSTANDARDと運命的な出会いをされたのですね。それではSTANDARDの事業内容やそこに込められている思いについて教えてください。

STANDARDはDXコンサルティングとDX教育プロダクトを提供する企業です。

最大の特徴は、DXの内製化支援に特化している点です。
単なるシステム導入や受託開発ではなく、企業が自らDXを推進できる力を身につけることをゴールとしています。

外部依存型のDXでは、仕組みだけが残り、組織に変革力が蓄積されず、活用されないシステムが負債となり、組織の利益構造をひっ迫させるケースも少なくありません。

私たちが目指しているのは、支援先企業がDXにおいて、自走できる状態を創ることです。
システム導入ではなく、ビジネス変革の種を見つけ、デジタルでインパクトを最大化し、入れて終わりではなく、しっかり社員が活用しきって価値を出す運用・推進まで行きつくこと。それこそが本質的な変革だと考えています。

背景には、日本企業の再興を支えたいという想いがあります。
高い技術力を持ちながら、DX活用の不足によって成長機会を逃している企業を多く見てきました。DXを内製化できる企業を増やすことで、日本企業全体が良くなっていくと考えています。

日本の再興を支えていきたいというお話、素晴らしいなと思いました。 DXの内製化をすることによって、支援した企業がさらに自立していって、益々良くなっていく様な循環を目指していらっしゃるのでしょうか。

その通りです。かなり過激な主張かつ、あくまで私個人の考えにはなりますが、従来型の依存を生むようなコンサルが日本のGDPを下げていると思っています。

絵に描いた餅で、コンサルが企業から報酬を受け取り、あるべき正論のみに終始した指示をして、企業は受け身でその通りに動き、膨大なコストを払い続け、社内にノウハウは蓄積せずコンサルなしでは回らないように依存していくようになる、というのはコンサルティングの本質ではないと考えています。

また、DXの真髄はビジネス変革(BX)をデジタルで最大化する事。
だとするとビジネス変革力は企業の中に自力としてないとだめで、コンサルは技術(デジタル)でそれを伴走することがあるべき姿だと思っています。
きれいな絵にかいた餅よりも、少し粗くても食べ応えのある餅のほうが効果は圧倒的に出るはず。
そういう支援をコンサルはするべきだと考えています。

まずはこの様な世界観やコンサルの在り方を変えたいと思っているため、ゴールを「我々自身から離れること」にしています。

企業がコンサルから離れるとコンサルの価値がなくなるのではないかと考える方もいらっしゃると思いますが、支援した企業様が自立していき、企業同士でますます高め合っていく形が理想だと考えています。

その中に絶対に我々の価値は存在しており、企業同士が成熟したときに、ビジネスの在り方が企業の中だけで留まることはないはずです。
そこに我々の新しい価値が生まれるはずです。
今後は、企業同士が新しい融合をするためのハブになっていきたいと考えています。

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フリーコンサルについて

弊社とご一緒させていただいたきっかけを教えてください。

前職を辞めた際に起業しようと考えていました。
起業するためには資金が必要なため、フリーコンサルのキャリアを選択しました。

まず、「フリーランス コンサル」とネットで検索し、上から5社目までのサービスに申し込みましたが、Groovementが運営するStrategy Consultant Bank(SCB)もその中の1つでした。

他社も含めて、様々な案件をいただいたと思いますが、その中でも弊社サービスStrategy Consultant Bank(SCB)になった決め手は何ですか?

対応のスピードと前向きなコミュニケーションが印象的でした。
案件は水物でタイミングが重要なのですが、迅速かつ丁寧に対応いただき、信頼感がありました。

また、ご紹介いただいたSTANDARDの案件自体がチャレンジングで、上流の提案フェーズから任せていただける内容だったことも大きな決め手でした。

伊藤様がフリーコンサルとして参画したSTANDARDの案件内容を教えていただけますか?

通常、外部委託のフリーコンサルにお願いするようなものではなく、クライアント社内の社員が担当するような、提案フェーズ段階から任せていただくものでした。

DX人材育成のケイパビリティが組織内に少ない状態で、案件はあるが提案ができないという中で、「好きに提案していいよ」と言っていただき、2、3か月の中で3社ほど提案を実施しました。
自身の考えたストーリーの提案でエンドクライアントと握ることができたので、やりがいがありました。

そこから「ぜひ社員に」とお声がけがあったと思いますが、どのような思いで入社を決意しましたか。

私自身が提案して獲得した案件は、私しかデリバリーできないと思い決断しましたね。
「やりたい」というより、使命感の方が強かったんですよね。

そもそもSTANDARDから「提案してください」という依頼をされた時点で、それは社内にケイパビリティがないことを意味しているにも関わらず、当時3社提案して3社全ての案件を受注してしまいました。

私が獲得してきた責任もあるため、品質の良いデリバリーをしてお客様に貢献しなければならない、その責任感のほうが強かったです。

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では、次にフリーコンサルを発注する側になったきっかけも教えてください。

そうですね。すぐに発注しました。
私はフリーコンサルとしてGroovement経由でSTANDARDの案件に参画していたのですが、その期間内にご依頼させていただきました。

実際にこの記事を見られるフリーコンサルへ依頼するプロジェクト内容は、具体的にはどのようなものになりますか。

まず、弊社のデリバリーの大きな特徴として「併走型」であることが挙げられます。
プロダクトを作って終わりではなく、お客様の自力・推進力を高めるサポーター、あるいはアドバイザーのスタンスでお客様に寄り添い、一緒に変革を推進することが、すべてのソリューションの基軸となります。

その中でも「DX戦略を設計する」、「DX企画を作る」、それを実装して「AIエージェントを作る」など様々な案件がありますが、成果物を我々が作るというよりは技術やノウハウを伝えながらともに設計・実装し、上流から下流までDX推進、さらに言うと企業のビジネス変革におけるすべてのソリューションを伴走型で提供しています。

我々は提案するのではなく、「クライアントと一緒に考えて、一緒に結論を出す」といったスタイルであることが、提供するサービスの最大の特徴です。

企業の変革に寄り添う姿勢を大切にされている中で、候補者のバックグラウンドで重視されている点や、「このようなフリーコンサルと一緒に働きたい」といった人物像はありますか。

「答えなき問いをいかに追求、深掘りしきれるか」が、すごく重要だと考えています。

我々コンサルは今まで答えなき問いに答えを作ってきました。
ですが、我々が答えを作ると、企業の変革力は上がりません。

そこで、答えなき問いに対して問いを因数分解し、お客様である企業にとって分かりやすいように設計し、その上で「共に考え、粘り強く変革に寄り添えるか」といった視点が重要になります。

フリーコンサルには、「企業への寄り添いや変革を重要に思えているか」といったパーソナリティに加え、コンサル用語などコンサルタントしかわからないような視点を無くして、「企業に寄り添ったコミュニケーションができるか」を重視し、その上でデジタルの技術力も求めたいと考えています。

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Strategy Consultant Bankについて

Strategy Consultant Bank(SCB)を利用してよかった点があれば教えてください。

フリーコンサルとして利用した時は、スピーディーかつ円滑なコミュニケーションで案件が決まり、良いところしかないのではないかと感じました。

発注する企業側としては、類似した他のサービスと比較してとても良い人材を提供してくれるサービスだと思います。
マッチングするコーディネーターの方々が案件の内容をしっかり把握して、かつ、フリーコンサル側とも綿密なコミュニケーションを取っていることで、フリーコンサル一人ひとりの強みや特性を理解し、適性の高い人材を提案いただける確率が非常に高いと感じています。

フリーコンサル側、発注する企業側の両方の視点からStrategy Consultant Bank(SCB)に今後期待することがあれば教えてください。

フリーコンサルのような外部人材の活用は非常に可能性がある一方で、稼働状況の把握やコミュニケーション設計が重要です。

契約面だけでなく、プロジェクトが円滑に進むための継続的なフォロー体制がより強化されると、さらに安心して活用できると感じています。

伊藤様ご自身についてもお伺いできればと思います。働く上で大切にされていることは何でしょうか。

私の苦手な分野は他の方にお願いして、自分自身の強みを最大化することに100%のリソースを割くことを常に意識しています。

人は苦手を克服する時間にリソースを割くよりも、強みを伸ばす時間にリソースを割く方が圧倒的に少ないコストで伸びると考えています。
社会や組織は人の集合体なので、構成するメンバーそれぞれに得意不得意があるのは当たり前です。

組織運営においても“適材適所”を非常に重視しています。
誰かの弱みは誰かの強みのはず。
そこを補完しあうのが組織です。

最後に

株式会社STANDARDの今後の展望を教えてください。

これからさらに、組織を大きくしていきたいと考えていますし、上場も目指していきたいと思っています。

STANDARDは組織力としてより多くの人材を採用し、組織を拡大していくことでさらに多くの企業の変革につながるようなアクションができればと考えています。

今後もStrategy Consultant Bank(SCB)は継続的に活用しながら、プロフェッショナル人材であるフリーコンサルタントと共に、変革の裾野を広げていきたいと思います。

フリーコンサルタントの案件一覧を見る

ありがとうございました。

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