小林様について
これまでのご経歴を教えてください。
新卒で、デロイトトーマツコンサルティングに入社し、自動車業界、物流業界を担当していました。
Unite Partners創業の想いとしては、コンサルティング業界にも変化が必要という強い想いから、社会に対して大きなインパクトを与えられるような会社を作りたいと考え、創業して今に至ります。
企業について
Unite Partnersの具体的な事業内容を教えてください。
Unite Partners(以下UP)は「新しい時代にふさわしいかしこいコンサル活用」を提案する、成長と変化を望む日本企業のための小さな総合ファームです。
コンサルは、おそらく今後も必要ですが、現状の価格と価値では、コンサル企業のそのROI(投資利益率)が合わなくなっていくと考えています。
そこで、コンサル費用のROIを最大化することを重視し、必要な領域への金額・工数の集中投資や、仮説立案にとどまらない実行・検証までを一貫して支援しています。
具体的には、「プロサポ」「うごラボ」「Transformation Wing」の3つのサービスラインを通じて、“やり切る変革”で確実な成果を生み出すことを「かしこいコンサル活用」として提案しています。
「かしこいコンサル活用」を進めていきたいとのことですが、今のコンサルティング業界はどう考えますか?
今は発注者側がすごく成熟してきたと思います。
要は(企業側が)コンサルを使い慣れてきている点や、 AIの著しい進化がある中で、コンサル企業に対するROIが、これからますますシビアに求められていくだろうと考えたからです。
フリーコンサルタントについて
フリーランスのコンサルタントを活用しようと思ったきっかけを教えてください。
会社を急速に成長させるためです。
やはり、一般的な大手コンサルティングファームは、 正社員中心のプロジェクトデリバリーのケースが多いです。
ゼロからの創業当初はコンサルタントが不足していたため、大手ファーム出身のマネージャーが品質を管理し、スタッフ層にはフリーランスを活用することで、クライアントの期待に応える成果と会社の成長を両立してきました。

具体的にフリーコンサルへ依頼するプロジェクト内容はどのようなものになりますか?
任せる仕事は、非常に様々です。
UPの案件の特徴は、創業間もない会社ながらも、上場企業の中期経営計画からその戦略の実行に至るまで、非常に幅広い範囲の仕事を受けているところです。
他社が、IT系の案件に偏りがちな中で、戦略系案件が多いのは、我々の特徴と捉えています。
さらに、お客様と直取引することを非常に大事にしています。
他のブティックファームでは、大手コンサルティングファームの下請けのような案件も多くある中で、弊社(UP)はクライアントから直接ご依頼いただいています。
なので、プロジェクトを大きく広げていく、提案していける立場にあり、まさにフリーランスの方とも様々なかたちで一緒プロジェクトを進めていくという事がよくあります。
お話を聞いていてフリーランスコンサルタントの方もますますやりがいをもってお仕事できるのではないかと思いました。実際フリーランスのコンサルタントを選ぶ際の基準はありますか?
まずは、信用できるかみたいなとこはあります。
UP自体が、お客さんに対して、「いい仕事したい」という考えをもっている会社です。
「いいコンサルティング、いい仕事したい」という熱意が、とても大切だと考えています。
生活のためにフリーコンサルとして活動すること自体は問題ないと思っていますが、コンサルを単なる仕事、給与を稼ぐための仕事として捉えられている方とは、合わないなと感じることもあります。
そう意味で言うと、起業や自分のやりたいことのために、フリーランスコンサルタントとして活動している人とは、総じて相性はいいことが多いです。
やはり、我々もゼロから事業を立ち上げてきている中で、起業の難しさ・困難さは、自分たちが一番認識しています。
自分で起業をしたり、コンサル以外の事業を立ち上げられている方は、やはり、同じものを痛感されているのだと思っています。
そういったものを分かっている方ですね。
小林さんは多くの方に会ってらっしゃると思いますが「この人は信用できる」と感じるポイントや共通点はありますか?
僕は、まずは一緒にやってみるというスタンスを大事にしています。
最初から見抜こうとするよりも、実際にご一緒する中で、その方の仕事への向き合い方を感じるタイプです。
結果として、クライアントにどう貢献できるかを真剣に考え、コンサルワークを心から楽しんでいる方とは長くお付き合いが続くことが多いですね。

Strategy Consultant Bankについて
SCBを選ばれた理由について教えてください。
SCBを運営する株式会社Groovement代表の浴野さんとは、同じデロイト出身という共通点もあり、考え方や価値観に共感する部分が多いと感じています。
さらにSCBには優秀な人材が多く登録しており、プロフェッショナルとして信頼できるパートナーサービスだと思っています。
特に、プロジェクトに対する誠実な姿勢やクライアントへの向き合い方など、目指す方向性が近いフリーコンサルが多く登録している点に魅力を感じています。
実際に利用する中で感じたメリットなどはありますか?
良かったことは、たくさんありました。
弊社の会社成長を支えてくれたと言っても過言ではないと考えています。
SCBのコーディネーターの方々は、弊社のプロジェクト内容や特徴を理解した上で、適した人材を提案してくださいます。
的確なマッチングにより、非常に助かっています。
SCBに今後期待することがあれば教えてください。
僕目線で見ると特にないです。 結構満足しています。
最後に
事業の今後の展望についてはどのようにお考えですか?
この10月で創業3年半になりますが、会社としても次のステージに進んでいこう考えています。
具体的に言うと、組織の体制も整ってきており、大型の案件も取れるようになって、もっと勝負していこうという話はしていました。
そこで、10月から大阪拠点を開設することになりました。
大阪拠点でも、西日本のお客様向けにより良いサービスの提供を強化していこうと考えています。
今までは基本リモートとはいえ、地理的な距離もあり西日本の案件に参画しづらかったもありました。
また、大阪をはじめとした西日本在住のフリーランスコンサルタントの皆さん向けの案件参画の機会がより増えていくと考えています。