RI様について
これまでのご経歴を教えてください。
新卒で野村総合研究所(NRI)に入社し、7年ほど経営コンサルタントとして活動していました。
ご支援してきたクライアント様は、デベロッパー、商社、メーカー、公共系など、特定の業界に絞らずさまざまなクライアント様を支援してきました。
具体的な内容としては、事業戦略や新規事業の開発を通じて、日本の競争力を強化していくためにはどうするべきかを話し合うといったことをしていました。
コンサルティング業界を選んだ理由を教えてください。
就職活動をする中で、誰かの役に立ちたいという強い気持ちがありました。
特定の業界について知見を深めるよりも、幅広く世の中のことを知りたいと思い、コンサルティング業界を選びました。
さらに、学生時代に仲の良かった先輩が戦略系のファームに入られて、とても楽しそうにしていたのも選ぶ一つのきっかけでした。
今は、コンサルを選んでよかったなと思っていますし、自分自身、この仕事が天職だと思っています。
独立について
どのような背景で独立なさったのですか?
コロナ禍で周囲の環境がどんどん変化すると同時に、AIが台頭してきたタイミングで、最後に人に残っている価値とは何だろうかと考え、人間味あふれる事業をしてみたいと思い、独立しました。
そこから投資家の方々とも壁打ちをして、相続や事業承継といったいわゆる「終活」に関するアドバイザリー事業と転職エージェントの2つの事業を行う会社を設立しました。
「終活」に関するアドバイザリー事業を立ち上げようと思ったきっかけは何だったんですか?
自身の祖母の終活でした。
私はコンサルタントとして、当時から周囲の人よりも世の中で起こっていることに対して熱心に学んでいたと思いますし、ニュースに関しても感度が高かったと思います。
それでも、いざ祖母の終活に向き合った時に、わからないことがたくさんあり、とても驚きました。
終活に関して祖母とともに向き合っていた私ですらそのような状況だったので、世の中の大半の人は、ある日突然その日を迎えてしまい大変なことになるのではと感じました。
それを解決していけたらと思ったのがきっかけでした。

独立してから大変だと感じたことはありますか?
元々、厳しい世界だと覚悟していましたが、想像以上でした。
実際に独立して活動していくには、何か熱い想いがないと続けていくのは難しいと思います。
すべての人に当てはまるわけではないと思いますが、「自分だったらできるだろう」と過信していてはいけないと思います。
基本的にコンサルティング業界はBtoBなのに対して、今私が行っている事業はBtoCの側面が非常に強いです。
BtoBとBtoCでは、意思決定のプロセスが全く異なります。
特に終活に関しては、家族の死という、誰もが考えたくないところにフォーカスを当てて問題意識を持ってもらうものなので、なかなか難しいと感じています。
では、独立してよかったと感じたことはありますか?
ファームの大きな看板がなくなって、自分一人でやっていかなければならなくなりましたが、その分、お客様から信頼していただいたり、売り上げにつながったりしたときには、自分で成し遂げた達成感を得ることができました。
終活で、一度お話しさせていただいたお客様が2年越しに連絡をくださり、ちゃんと覚えていてくださったのだととても嬉しかったです。
転職エージェント事業では、始めて1~2年目のタイミングで、とある媒体の「転職エージェント何選」に選んでいただけたことです。
名だたる企業様がいる中で、1年でゼロから立ち上げた事業を評価いただけたのは、とても嬉しかったですし、これをきっかけにさまざまな企業様に紹介できるようになったり、求職者の方からの相談も増えてきたりしたので、真摯に向き合ってきてよかったなと感じました。
これらの経験は私にとってとても貴重な経験で、これからの人生の財産になると思っています。
現在のプロジェクトについて
これまでどのようなPJに参画されていますか?
基本的には、NRI時代にやっていたような事業戦略系の案件が多いです。
ポジションでいうと、1タスクのリーダーとして参画することが多いです。
業界は、ヘルスケア、通信、官公庁系など、さまざまな業界を担当してきました。
昨今では特にDXやIT領域の案件が多くなってきたなと感じています。
自分の中にコンサルタントとしての立ち振る舞いの型ができたうえで、PMのやり方に合わせて力を発揮できる方は、フリーコンサルとしても活躍しやすいと思います。
これまでフリーコンサルとして活動してきた中で心に残っているものがあれば教えてください。
NRIに在籍していた時に心がけていたことでもあったのですが、PMやPLの期待値を超えることで案件の受注が拡大した時は、頑張ってよかったなと思いました。
Strategy Consultant Bankについて
SCBを選ばれた理由についてお話しください。
NRI時代の知人からサービスを教えてもらい、独立前から知っていました。
いつも私に合う案件を見つけてくれていると感じます。
他社のサービスに登録・稼働した経験はありますが、案件のマッチ度の高さや、高評価をもらいやすいのはSCBだと思います。
SCBに今後期待することがあれば教えてください。
私の場合でいうと、初めてフリーコンサルをやる上で、相場感がわかりませんでした。フリーコンサルになった後の時間単価の上げ方など、わからない点は今も気になります。
加えて、期待値コントロールは大切だと思います。当初想定していた稼働と違う場合は、事前に教えてほしいです。
稼働管理も大事だと思います。
稼働の計算方法がわからないときがありました。
最初は気になりながら働いていました。
また、コンサルも建設業界のような多重下請け構造になっていると感じており、そこも気になります。
最後に
今後のご自身のキャリアプランについてはどのようにお考えですか。
今の会社、株式会社ENMANを100年続くような会社に育てていきたいです。
そのうえで、ライフワークとしてフリーコンサルを続けられたらいいなと思っています。
独立を考えている方にメッセージをお願いいたします
コンサル業界は伸びていくと思います。
ファームに所属しているか否かに関係なく、蓄積している経験はどこででも活かせると思います。
目まぐるしく環境が変わる中で、迷っている時間はもったいないと思います。
動いてみてダメなら戻ればいいと思いますし、戻り先はいくらでもあると思います。
この記事をご覧のみなさんは、果敢にフリーコンサルとして独立することにチャレンジしていただければと思います。



