KY様について
これまでの略歴を教えてください。
新卒でシンクタンク系のコンサルティング会社に入社しました。
当初はエネルギー部門に配属され、主にガス、電力などのエネルギー分野における新規事業開発に参画しました。
約3年経過したタイミングで、戦略コンサルティングファームに転職し、そこでは主に小売り・製薬業界などの新規事業開発に関わることが多かったです。
現在は独立し自社を立ち上げ、その傍らでフリーランスコンサルタントとして案件に従事しています。
現在はどのような事業をされているのでしょうか?
生活習慣病患者に対して管理栄養士を通して生活指導をするヘルスケアサービス事業を行っています。
具体的には、自治体やクリニックと連携しつつ、各患者様に対して最適な知識を持った管理栄養士を派遣しています。
また、管理栄養士の方には、自社で開発したタブレットやノートPC上で操作できる食事指導ツールを活用頂いており、管理栄養士側の負担も解消するようなサービスとなっています。
独立後について
独立を志した経緯について教えてください。
前職では起業を推奨するような文化があり、私も在籍時から事業を立ち上げていました。
ただ、いつかは完全に独立したいと考えていたため、事業の下地が固まってきたと感じたタイミングで思い切って退職しました。
では逆にデメリットはありますか?
メリットでもあるのですが、やはり雇用社員ではないので案件ベースで報酬が決まってしまう点は不安に感じています。
案件がなくなってしまうと収入も途切れてしまうため、リスクは常に感じています。
現在のプロジェクト内容について
現在参画中のプロジェクト内容について教えてください。
クライアントであるゼネコン会社がエネルギー事業に参入を検討しているため、そのご支援をさせていただいています。
昨年度の8月頃から開始して約半年ほど経っています。
その中でのご自身の役割はどのようなものになりますか?
プロジェクトマネージャーとしてご支援させていただいています。
クライアントのカウンターパートと、プロジェクト全体の論点や目的、進め方などを議論しつつ、クライアント内部での実行をマネジメントする役割を行っています。
Strategy Consultant Bankについて
SCBに登録した理由をお聞かせください。
元々、代表の浴野さんと知り合いだったため、紹介いただき登録しました。
今まで、類似サービスに登録をしたことはありますが、実際に案件をいただいて稼働したのはSCBが初めてになります。
これまで他社で稼働されなかった理由をお聞かせ頂けますか?
類似サービスは、メールマガジンで定期的に案件が一斉配信されてたため、読まずに放置してしまいました。
また、単純に良いなと思う案件もなかったからだと思います。
SCBは代表の浴野さんから直接話を聞いたのですが、案件の質が良く、私の希望条件に当てはまるものも多数ありました。
また、SCBはメールマガジンの一斉配信は行っておらず、案件ごとに電話やメールで連絡を頂けたため対応も手厚いと感じ、信頼できると思いました。
実際に利用する中で感じたメリットはありますか?
先ほども少し触れましたが、案件受注までのサポートが手厚く、自分の希望やバックグラウンドに沿った案件を提案してくれる点はメリットだと感じています。
また、プロジェクトが始まってからも、月2回ある業務報告のタイミングで状況ヒアリングをして頂けるので、現状のご相談もしやすかったです。
今後SCBに期待する事はありますか?
引き続き良い案件をご紹介して頂きたいです。
ただ、しいて言えばチームで参画できる案件があるともっと良いですね。
私の会社にも稼働できるメンバーがいるので、プロジェクトに全員で参画できると非常に助かります。
最後に
今後のご自身のキャリアプランについてお伺いします。
良い案件があれば引き続き稼働しつつ自身のスキルアップにつなげ、それを会社経営に反映させることができればと考えています。
そのため、ヘルスケア系で自分の事業に生かせるような案件を今後は受けていきたいと考えています。
近々資金調達も実施するため、上場を目指して頑張っていきたいです。
最後に独立(起業)を検討している方へメッセージをお願い致します。
やはり事業は難しいです。
軌道に乗るまで時間がかかることに加え、成功するとも限らないからです。
そのため、平行してフリーランスコンサルタントとして案件を受注しながら事業をやっていくという形は理に適っている気がしています。
また将来、事業作っていきたい人にとってもいいキャリアになると思います。
スキルを磨くことができますし、収入も一般的にはファーム在籍時より上がると言われていますから、そこで貯めたキャッシュを事業に回せば、より良い形で巡るのではないでしょうか。
あとはブランクを作らないことですね。
プロジェクト期間にブランクができるとコンサルタントとしての腕は落ちていくため、SCBの様なサービスを利用して継続的に案件に参画するのが良いと思います。