AT様について
これまでの略歴を教えて下さい。
新卒で野村證券にエコノミスト・債券市場アナリストとして入社し4年半勤め、その後は事業側に興味を持ったためゲーム会社に転職し、経営企画に携わりました。
組織の一人としてではなく、プロフェッショナルとしてプロジェクトを一緒に伴走するような仕事が向いているのではないかと考えるようになり、そこからKPMGコンサルティングにジョインしました。
数年働いた際、自動車メーカーと関わる機会があり、それをきっかけにAutoセクターに強いコンサルティングファームに行きたいという気持ちが芽生え、デロイト トーマツ コンサルティングに転職しました。
今後もコンサルタントとして活動していきたいという想いがある一方で、長年続けてきたヨガを仕事にしたいという想いも芽生えたため、独立を決意し、現在はフリーランスとして活動しています。
独立後について
なぜヨガインストラクターなのでしょうか?
コンサルタントという仕事は誰かの役に立ち、クライアントと共に考えたことが形になるのですごく素敵なのですが、心身ともに疲弊する場面が自他共に起こりえたことは否定できません。
そんな中で、私は長年ヨガを取り入れることで仕事のパフォーマンスを高めるなど、心身ともに整えてきました。
なので、その効果や活用方法を伝える仕事もしていきたいなという単純な想いと、「なぜパフォーマンスが上がるのか」といった部分も説明できるようになりたく、組織から一旦離れ、フリーランスとして「コンサル×インストラクター」というキャリアに集中・追求することにしました。
これは、自分にとって「2足あるいは複数の草鞋を履きながら思い描くキャリアや生活を実現することができるのか」の実験でもあり、今年(2023年)その第一歩になりました。
現在のプロジェクト内容について
参画中のプロジェクトを教えてください。
電化製品メーカー向けのプロジェクトで市場調査を行っています。
クライアントが進出しようとしているマーケットで「どのような競合がいるのか」、「どのような規制があるのか」、また「どのような製品であれば市場のニーズを獲得できるのか」などの調査を行っています。
その中でのご自身の役割はどのようなものになりますか?
リサーチの実務を担当してくれるメンバーをまとめ、内容を最終成果物に落とし込むようなマネジャーロールの役割でジョインしています。
例えば、リサーチ前にメンバー間のフォーマットを統一し、どんな観点でリサーチしてほしいかの軸を決め、調査やクライアントとの議論がスムーズに進むように準備・推進しています。
Strategy Consultant Bank
Strategy Consultant Bankご登録のきっかけは?
元々私自身がDX関連の経歴があったので、他社から紹介された案件はDX色が強く、似たような案件が多かったのですが、偶然、「Strategy Consultant Bank」をSNS広告などで見かけ、「調査やビジネスプランニング寄りの案件にも多く関われそうだな」という印象を受けたので登録しました。
バックグラウンドとしてはマッチしない可能性がありましたが、今後の仕事の幅を広げるためにも良いのではないかと思いました。
Strategy Consultant Bankについてどんな印象をお持ちですか?
案件や情報提供の質が良いなと思っています。
公開されている情報については、聞けば細かく教えてもらえますし、戦略案件もあればPM案件もあるし…という形で満遍なく紹介してもらえると思います。
あとは単価の話になってしまうのですが、一定保証された単価で案件を受けられるところもいいなと。
また、案件が始まってからもレスも早く、連絡もマメにあるのでお付き合いがしやすいサービスだなと感じています。
今後期待することなどあれば教えてください。
私以外にも副業で何かしている人は大勢いると思うので、副業が関連するような案件をご紹介いただくとか、フリーコンサル同士の交流のようなプラットフォームとして、環が広がったら面白いなと思います!
最後に
今後のキャリアプランを教えてください。
今後もコンサルティングは続けたいという気持ちがあり、誰かの役に立ちたいなと思っています。また今の働き方についても、まだ実験段階だと思っています。
人は必ずしも、9時~18時あるいは、深夜まで働き、「今日って仕事以外に何かしたっけ…」となってしまう働き方だけではないと思っていて、「一日の中で働く時間と自分の時間に分ける」とか、「この日はこの仕事で、この日は別のこと…」といった柔軟な働き方ができるいうことを、私を通して示していきたいです。
独立する方へのメッセージをお願いします。
前職の役職によって単価相場がかなり変わってくるので、フリーランスとして活動していくのであれば、勢いで独立してしまうのではなく、その業界で一人前といわれるところまで経験してから独立したほうが良いと思います!
その先については、本人がどこまでやりたいか次第ではあるのですが、泥臭い部分も華やかな部分も経験して、満足できるところまで突き詰めることが大事なのではないかな?と思っています。