"ミスマッチングの少なさがとにかく重要" フリーコンサル発注者側の期待値を読み解く

株式会社ISSUE 取締役 SO様
2022.06.15

フリーランスコンサルタントを発注する側の視点として、コンサルタントに期待する要件は何か?
新興コンサルティングファームである株式会社ISSUEにて、取締役を務めているSO様にお話を伺いました。

プロフィール

株式会社ISSUE 取締役 SO様

大学卒業後、大手スポーツメーカーに入社。その後、デロイトトーマツコンサルティング、フィールドマネージメント、YCP Solidianceにてコンサルタントとして従事。
現在は、前職時代の同僚と共同創業した株式会社ISSUEにて、取締役を務めている。

SO様について

これまでの略歴を教えて下さい。

新卒で日系大手スポーツメーカーに入社し、主に、商品企画・ブランド責任者を担当しました。
その後デロイトトーマツコンサルティング合同会社、フィールドマネジメント、YCP Solidianceにてコンサルタントとしての経験を積みました。
コンサルタントとしては、主に新規事業開発系のプロジェクトに従事することが多かったです。

所属企業について

現在所属されている企業の事業内容を教えてください。

2021年に、前職の同僚とコンサルティングファームを共同創業しました。
経営コンサルティング事業を軸に、様々な事業展開を構想しています。
コンサルティング事業として、様々な企業案件をお預かりする中で、直近では、「大手通信事業会社や広告代理店等の大企業における新規事業開発支援」および、「メガベンチャーを含むスタートアップの経営支援」などが多いですね。

その中でのご自身の役割はどのようなものになりますか?

立場としては、取締役になります。
業務内容は、共同創業者それぞれのバックグラウンドに応じて企業アカウントの開拓・案件デリバリーを行っており、私は主に新規事業開発系を担当しています。
フリーランスのコンサルタントの方々にご案件参画頂く際には、プロジェクトマネージャーを担い、フリーコンサルの方々の成果物の品質管理やレビューを担当させて頂いています。

フリーコンサルタントについて

フリーランスのコンサルタントを発注したきっかけを教えてください。

起業当初は、私自身もSCBから紹介いただいた案件に、フリーコンサルとして従事していました。
同時に、企業アカウントの開拓もする中で、幸いなことに様々な案件引き合いを頂ける形となり、「逆にSCBに登録されているフリーコンサルの方々に発注をし始めた」というのが経緯となります。

フリーコンサルへ依頼するプロジェクト内容はどのようなものになりますか?

弊社から依頼させていただくテーマは、主に「新規事業開発」、「スタートアップの経営支援案件」となっています。
案件数として最も多いテーマである「新規事業開発における市場調査」は、低稼働かつフルリモート可能な案件がほとんどですので、副業の方や複数案件を平行しつつ、ご参画されている方もいらっしゃいます。

候補者のバックグラウンドなどで重視するところはありますか?

単純ではありますが、大手コンサルティングファームでの所属経験、およびそこでの同様・類似のプロジェクト経験有無は確認します。
所属経験に関しては、年数として3年以上の在籍、社会人歴における在籍タイミング、具体的にはより社会人歴の浅いタイミングでの在籍等を、判断指標としています。
ただし、これはあくまでアサイン候補者を選定する第一フィルタリングであり、案件に応じて求めるバックグラウンドは異なります。

なぜその様な判断指標を用いているのでしょうか?

戦略案件における基本所作、例えばストーリー構成・スライド作成等におけるお約束が分かっているかどうかを判断するためです。
もちろん、この判断指標はあくまで傾向に過ぎませんが、初めて依頼させていただく中でなるべくリスクを減らすため、このような判断をしております。
一方で、上記に該当しない場合でも、これまで作成いただいた成果物のスライドサンプル等を共有いただき、それに基づいてアサインいただいたこともありますので、やはりあくまで参考となります。

Strategy Consultant Bankについて

数あるサービスの中で、SCBにご依頼いただいた理由をお聞かせください。

前職時代から代表取締役である浴野さんとは知り合いでした。
先程もお話した通り、最初はフリーコンサルとして登録させていただき、今は発注側としてフリーコンサルの方をご紹介いただいている形となります。

実際に利用する中で感じたメリットなどはありますか?

これは、他社からもフリーコンサルの方をご紹介いただく中で、明確に違いがあります。
最も1番大きな違いは、案件と候補者のミスマッチが極端に少ないという感覚があります。
事前にお伝えしている案件テーマ・概要から、SCBが的確な候補者を選定いただけるので、「面談してみて、ダメだった」といった無駄な面談が非常に少ない認識です。
これは、担当者全員がコンサル経験者ということが非常に大きいと思います。
事前面談においても正直ベースでヒアリングしていただけるので、候補者の方のイメージ感もつかみやすく、ミスマッチな提案がほぼないですね。

フリーコンサルの方をアサインする時って実は結構大変で、候補者がなかなか決まらないとコミュニケーションコストもかかりますし、何件も面談することになります。
SCBは、そういった事前工数をすべて担って頂き、かつご提案して頂ける人材もマッチしているので1度の面談で契約確定させていただくことも多いです。
そういった、無駄な工数がかからないといった所が大きなメリットだと感じています。

弊社の強みは担当者がコンサル出身であり、背景を十分理解できるといった所が強みでもあります。では、今後の継続利用意思についてお伺いします。

もっとたくさん依頼させていただきたいですね(笑)
一番の理由は上記でもお話しした通り、案件に最適な方をしっかりとご提案していただけるので工数が最小限となり、非常にありがたいです。

ぜひ継続してご支援させていただければ幸いです。 最後に、今後SCBに期待することはありますか?

そうですね。しいて言えば、登録コンサルタントの人数はもっと増やしていただければ嬉しいです。
引き合いいただいた案件を、なるべく早期にスタートさせるためにも、即時アサインに対応できる方が増えたら非常に嬉しいです。
SCBは昨年できたばかりのサービスということなのでまだ登録コンサルタントの人数が少ないのは仕方ないと思いますが、今後の発展に期待したいです。

ありがとうございました。
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