支援の手が届いていない企業にも上質なコンサルティングを提供。

YL様 30代後半/都内在住
2025.04.14

事業会社からコンサルティングファーム3社を経て、フリーコンサルとなったYL様。
どのような想いで独立されたのか、お話いただきました。

プロフィール

YL様 30代後半/都内在住

大手医療機器メーカー、アクセンチュア、KPMG FAS、モニターデロイトを経て独立。
コンサルティングファームでは、戦略策定・データ分析、DX支援、BDD、行政法人の業務効率化等、幅広く様々な業務に従事した経験を有す。

YL様について

これまでの略歴を教えてください。

新卒で外資系医療機器メーカーに入社し、約5年間営業職として従事しました。
全社的なプロジェクトにも主体的に携わってきた結果、より高い視座から会社を変革していくことに面白さを感じ、コンサルティング業界に興味を持ち始めました。
その後、アクセンチュア、KPMG、デロイトの3社のコンサルティングファームを経て、現在はフリーコンサルタントとして活動しています。

アクセンチュアでは戦略からITやオペレーションまで幅広く、医療、官公庁、製造流通などの業界で経営コンサルタントとして業務に従事してきました。
具体的には、事業戦略の立案、業務プロセスの改革、プロジェクト管理、システム導入支援などを行っていました。

次のKPMG FASでは、財務的な視点をより深く学びました。
ヘルスケア、ホスピタリティ、製造・小売業界向けに、ビジネスデューデリジェンス、成長戦略の策定、事業再編、ガバナンス設計の支援などを手がけました。

最後に所属したモニターデロイトのM&Aチームでは、通信、流通、電力業界向けに新規事業の立ち上げ戦略、政策保有株式の縮減、関係会社株式の集約などに携わりました。

独立について

事業会社からコンサルティングファーム3社を経て、フリーコンサルになられましたが、どのような背景で独立をなさったのですか?

独立を決意した理由は、大きく2つあります。

まず1つ目は、これまでファームのネームバリューに頼っていた自分から脱却し、自身の力のみで何ができるのかを試したかったからです。
ファームの看板に甘えるのではなく、自分自身の力を信じて挑戦してみたいと思いました。

2つ目は、資金的な問題もあり、コンサルティングの支援が行き届いていなかったスタートアップや中小企業を支援したいと考えたからです。
大手コンサルティングファームでは支援の手が届かないような企業にも、何らかの形で貢献したいと思っていました。
人手もノウハウも不足している中小企業やスタートアップこそ、本当に支援が必要だと常々感じていました。

高い志を持って独立したYL様、独立のメリットはどのようなところにありますか?

私にとっての最大のメリットは、自身の成果に直結する報酬と、関心のある案件に柔軟に参画できることです。
パフォーマンスが直接評価に、そして次の仕事につながります。
うまくいけば次々と案件が舞い込んできますし、逆にバリューを発揮できなければ次の案件参画は難しくなる・・・そのダイレクトな手応えがとてもやりがいに繋がっています。

独立のデメリットについてはどのようにお考えですか?

やはり責任の重さと、案件と案件の間の不安定な期間ですね。
社員として雇われていれば、多少のミスがあっても異なる案件に進めることは可能かと思いますが、フリーコンサルタントの場合は自身に対する評価が全てを決めます。

また、案件の延長の有無や終了時期がギリギリまでわからないこともあり、先行きに多少不安を感じることもあります。
案件と案件の間が短ければいいのですが、一定期間のアベイラブルがどうしても発生してしまうことはあります。

月並みなフリーコンサルのデメリットかと思いますが、その他は特に大きな不安はないですね。

現在のプロジェクトについて

案件選びのポイントはどのようなところにありますか?

案件選びのポイントは、大きく2つあります。

1つ目は、自分が本当に貢献できるかどうか。
2つ目は、自身のスキルを伸ばせる領域かどうかです。
未経験の分野では十分な価値を提供できませんし、余裕のある案件では自身の成長が望めません。
そのため、貢献と成長のバランスを見極めながら案件を選ぶようにしています。

働くうえで心がけていることはありますか?

月並みですが、顧客の期待値を超えることです。
単に求められたことをこなすだけでなく、クライアントの期待を超える、先を見据えた提案を心がけています。
これは、ファーム時代もフリーランスになった今も、変わらない私のモットーです。

フリーコンサルとして働いた感想はいかがでしょうか?

知人からは「作業が中心になり、キャリアが停滞してしまうかもしれない」という話を聞いていましたが、全くそんなことはありませんでした。
むしろ、これまで以上に成長できていると実感しています。

Strategy Consultant Bank

なぜStrategy Consultant Bankを選ばれたのでしょうか?

独立する際に5、6社のエージェント会社と面談をしたのですが、SCBの担当者である上原さんの対応が特に印象的でした。
とても親身に相談に乗ってくれ、案件のご紹介から決定までのプロセスも非常にスピーディでした。
他社と比べても、より密接な関係を築いてくれていると感じています。
案件参画後も定期的にヒアリングしてくれるので、適宜状況を共有しながら安心して働き続けることができています。

また、私が戦略コンサルタントとして働き続けたいと考えていることもあり、そういった案件が豊富にあるSCBはとても魅力的でした。

今後SCBに求めることはありますか?

特に不満はないのですが、フリーコンサルタント同士の横のつながりがあまりないので、戦略コンサル向けの交流会を企画いただければ、ぜひ参加したいですね。

最後に

今後のキャリアプランについて教えてください。

個人的に関心はあるものの、これまで経験のなかった飲食業界やエンターテインメント業界にもチャレンジしたいです。
そして、独立のきっかけでもあるスタートアップや中小企業の支援もしていきたいと考えています。

さらに、将来的には自分で起業することも漠然と考えています。
戦略コンサルタントとして「疑似起業」のような形で、様々なテーマに携わりながら経験を積んでいきたいと思っています。

独立を検討している方へのメッセージをお願いいたします。

フリーランスは安定性に欠けるとして不安に感じられることもあるかもしれませんが、自身の活動次第では、大きく成長することができます。

また、コンサル業界では出戻りも十分可能です。もしご自身に合わなければ、他のファームや前職に戻る選択肢もあります。

フリーランスとしての経験がキャリアに悪影響を与えることはなく、むしろ新たな視点やスキルを得る貴重な機会になると思います。

経験上、案件のレベルもファーム時代と変わりませんし、個人的にはリスクと比べて、リターンは大きいかと感じています。
悩んでいる方は、思い切って飛び込んでみてはいかがでしょうか!

ありがとうございました。
フリーコンサルとして案件を希望する
コンサルファーム出身の担当者がご希望条件にマッチした案件をご紹介いたします。
ご登録者様限定の非公開案件も多数ございますのでお気軽にご登録ください。